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76件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2001-04-12 第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号

現在の予備自衛官の定数は、政府対ソ脅威口実制度発足時の三倍以上にまで拡大してきたものです。ソ連崩壊朝鮮半島緊張緩和など、国際情勢が大きく変化しているにもかかわらず、現在の自衛隊兵力規模、構成を抜本的に見直すことなく、ただ現体制のもとでの予備自衛官制度維持強化、さらには国民の中での自衛隊組織化定着化を図ろうとするものであり、容認できません。  

赤嶺政賢

1997-06-04 第140回国会 衆議院 外務委員会 第18号

それは、国内外で、どうしても長年の癖ですから、冷戦時代のように、安保自衛隊、ガイドラインやなんや聞くとかっとくるみたいな、それから、やる方もやるぞみたいなそういう関係もないわけではありませんが、昔の対ソ脅威、戦略時代というものは終わったんですから、また、朝鮮半島などやはり若干の深刻な問題が地域にある。

伊藤茂

1996-06-13 第136回国会 参議院 外務委員会アジア・太平洋に関する小委員会 第7号

矢田部理君 朝鮮問題をどう見るか、どう対応するかというのは非常に大事な課題だと思いますが、どうも私、日本政府の対応を見ていますと、先ほどの議論の続きでもあるんですが、対ソ脅威がなくなったということで、安保定義アジア太平洋地域地域紛争対象型の軍事同盟にしていくと。日本周辺ということも言うわけでありますが、そのポイントにやっぱり朝鮮有事を置いているというふうに考えざるを得ないんです。

矢田部理

1996-05-07 第136回国会 参議院 外務委員会 第9号

一つは、対ソ脅威論を前提とした日本有事安保条約で言えば五条事態でありますが、これが考えにくくなった、少なくともそれを理由安保条約を存続させるのには根拠として弱くなったということから、極東だけではなくてアジア太平洋全域をにらんだ軍事同盟という位置づけにしようということが土台にあったというふうにされておるわけでありますが、極東有事ということを重視する考え方に変わってきたというふうに見てもよろしいでしょうか

矢田部理

1996-04-23 第136回国会 衆議院 本会議 第19号

冷戦が終結し、対ソ脅威はなくなったものの、アジアとりわけ日本周辺は、朝鮮半島を初め不安定要因が存在し、顕在化しております。その中で、日本がこれまでのように米国のリーダーシップを追認するだけでなく、日本自身世界観アジアの平和と安定に積極的なイニシアチブを発揮していかなければなりません。

愛知和男

1995-10-19 第134回国会 参議院 外務委員会 第1号

そういう点からいうと、もともと安保条約というのは対ソ脅威論に基づいてできた冷戦の産物ですよ。これが冷戦が終わった後も、今度は対ソ脅威はなくなった、新しい脅威をつくり出したり心配事をいっぱい並べ立てたりして日本防衛とか極東の安全を超えて世界的規模で展開する、そんな任務づけや役割を安保定義という議論の中には盛り込もうとしている。

矢田部理

1995-06-09 第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号

それで、正面装備について、陸上自衛隊定員や師団を削減するとか、戦車、艦艇や戦闘機を削減してコンパクトな自衛隊にするというようなことが言われておりますし、陸上自衛隊定員を十八万から十五万人に削減すると言っておられますが、これは実員数に合わせるというだけであって、戦車にしても、対ソ脅威で増強した千二百両もある戦車を少し減らすということにすぎない。

東中光雄

1995-06-09 第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号

新聞によりますと、長官は防衛計画の大綱の見直しについて、これまでは北海道を比較的重点地域としてきたが、全方位的にしていきたいと述べて、冷戦下対ソ脅威論に基づいた北方重視考え方を転換し、米軍と協力しながらアジア太平洋周辺地域安定確保重点を置いていく考えを表明した、こういうふうに報道されております。  

東中光雄

1992-12-08 第125回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号

だが、私は、今の航空管制業務の問題、後から聞く基地問題にしても、これだけ冷戦構造が、皆さんの認識と我々の認識は違うかもしらないけれども、しかし国民はもう対ソ脅威論を幾らやってみたって、安保体制というのは、共産主義国家を封じ込め、ソ連脅威論に対処をするための一つアメリカを主軸とする西側陣営軍事体制ですよ。

上原康助

1992-03-11 第123回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号

ところが、八〇年代に入って対ソ脅威論というのが出てきて、ずっとそれで日本防衛は走ってきた。防衛白書等も常にそれは出ておりますし、六十三年や平成元年情勢分析等においても、冷戦構造は変わっていない、東西の軍事対立は変わっていない、極東ソ連軍脅威は不変であるということをずっと言い続けているわけです。  

伊東秀子

1991-11-13 第122回国会 参議院 本会議 第4号

冷戦終結後のソ連は、アジア太平洋地域でも、基地の撤退、縮小、相当規模の軍備の削減を実行しつつあり、ソ連国内事情等も考慮すれば、対ソ脅威論は既に説得力を失っております。これらの点で、日米安保条約解消現実的展望が開けるとともに、一貫して軍拡路線を追求してきた日本防衛政策を軍縮へ転ずる重要な機会が訪れていると言えます。  

矢田部理

1991-11-12 第122回国会 参議院 本会議 第3号

しかも、米国議会ではスーパー三〇一条の復活の動きがあり、米国国民の間では、日本経済的脅威とする感情が対ソ脅威感を上回ると言われております。総理は対等、平等な日米関係の構築を目指すとのことでありますが、可能でありましょうか、お答えを願いたいと思います。  また、戦後一貫して我が国安全保障を基礎づけてきた日米安保体制は、今、地球的視野からの見直しを迫られております。

浜本万三

1991-03-26 第120回国会 参議院 本会議 第14号

あわせて、対ソ脅威論に依拠してきた日米安保条約を再検討する考えがないのか、総理の見解をお示しください。  次に、私が思いますのは、アジア諸国人々の心にさきの大戦における日本の忌まわしい侵略の記憶が残っていることであります。アジア諸国人々とともに手を携え、地域の平和と繁栄を築いていくためには、日本が過去の戦争責任を明確に認め、そして心からの謝罪に努め、和解を求めることが前提であります。

清水澄子

1990-10-17 第119回国会 衆議院 本会議 第3号

ところが、政府は、アジアには地域紛争要因があるとか、十年ぶりに防白からソ連潜在的脅威を表現上は削除したが、対ソ脅威基調は変えずに、防衛力整備は継続して必要とか、相変わらず 木を見て森を見ない態度に終始しております。要するに、世界緊張緩和、平和の配当を、我が国を含むアジアにおいて創造していこうとする姿勢が見られないということであります。  

上原康助

1990-06-18 第118回国会 参議院 本会議 第16号

この際、政府が一貫して進めてきた対ソ脅威論を基調とした防衛力増強日米軍事協力体制強化などに徹底的なメスを入れ、国際的デタントに見合う新しい安全保障のあり方を真剣に検討すべきであります。残念ながら政府には今日の新しい時代に対応して我が国安全保障の確立を図っていく姿勢がなく、旧態依然として対ソ脅威論にしがみつき、防衛力増強路線を堅持しようとしていることは極めて遺憾であります。

角田義一

1990-06-07 第118回国会 参議院 本会議 第13号

平成二年度予算防衛費は、五年前の対ソ脅威、緊張前提とした中期防衛計画に基づいたものであります。五年前と今日では国際情勢は大きく変化しているのであります。平成二年度防衛費シーリング枠を突破し、四兆円を超えるものであり、到底認めることはできません。  第四の反対の理由は、住宅政策を初め国民生活への配慮が不十分であることにあります。  本予算審議を通じて、かなりの論議が住宅政策に集中しました。

粟森喬